Komoの参戦記録

牛の大群に遭遇?寒暖差の極限!DAY12〜北京パリモーターチャレンジレポート〜

5月29日 DAY12のレポートです。

今日も引き続き、中国のウルムチ地区を駆け抜けています。
雨が降った後のぬかるみにハマりながらも、昨日洗車した車ももう
ドロドロに。

ルート上には絶景スポットがあり、私たちを待ち受けていたのは「国立公園 Forest Park」。

美しい景色が広がるこのエリアを走行中、突然の出会いがありました。
なんと、道の真ん中に牛の大群そして今度は山羊の大群・・。

日本では絶対考えられない動物たちの堂々とした姿(笑)
まるでサファリパークにいるかの光景に、思わず大笑い、気持ちも和みました。

競技中に出会う動物ハプニング集(動画)

当然ながら、私たちはラリーの競技タイムアタック中。
牛のペースでのんびり進むわけにはいきませんが、彼らにはそんな事情は関係なし。
私たちもそのペースに合わせ、のんびり進むことにしました。

道中、記念撮影も忘れずに!

そして今日もキャンプ地での宿泊です。

前回の暴風雨で泥だらけになったテントを持ち出し、今日は雨の後で湿ったゴツゴツとした土地に新たにテントを張ります。

何度もキャンプを繰り返してきたおかげで、テント張りもスムーズにこなせるようになりました。

テント貼り風景(動画)

国立公園内ということで、自然豊かな環境が広がり、緑や流れる水に癒されました。

しかし、日中の気温は摂氏40度を超え、車内温度は50度近く。
夜には一気に冷え込み、持参したダウンジャケットが必須アイテムとなりました。
寒暖差がとても激しく、体力を奪われます。
今日は順調に早く到着できたため、現地のスタッフが用意してくれた豪華な料理を堪能することができました。とてもキャンプ地とは思えない豪華な食事!

これまでのキャンプ地では、車の故障や悪天候でゆっくり食事を取る余裕がなかったので、温かい料理を温かいうちに食べられる喜びはひとしおでした。

今日もランチはとうもろこしとりんごなど・・簡易的に食べられるものだったので、
しかし!この中国の蒸しとうもろこしは絶品!
甘くはないけど、もちもちした食感が最高!


ペコペコなお腹でしたので味は云々お腹を満たせるものであれば何でも美味しく感じられる。

食事中、共に走る仲間たちが「こんにちは」「ありがとう」と、日本語を使って話しかけてくれます。

「OH! JAPANESE!」少しだけ日本語を勉強した人や、日本で働いた経験のある人もいましたが、その後の会話はもちろん英語で、私たち日本人二人はなかなか会話に入ることが難しく、早々にテントへ戻りました。

言葉の壁があると孤独に感じることもありますが、それもまた気楽なもの。良き話も悪い話も耳に入ってこないというのは意外と雑念もなく、口数の少ないラリーパートナと共に静かにキャンプ地の美しい夕焼けを眺め、早めに眠りにつきました。


長かった中国も、いよいよラストスパートです。

DAY13に続く…




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