6月7日 DAY21のレポートです。
ちょっと今日は特別な日を迎えました。昨日のレポートからの続き・・何が特別かって?
それは、私たちの冒険が一瞬だけお休みを迎え昨日までの過酷なラリーを忘れさせるような、まさかのカスピ海でのバカンス…。まさに夢のような半日でした!
では早速、カザフスタン最後の日のレポートです。
カザフスタン最後の夜:AKUTAKUリゾートでのひととき
昨晩はカザフスタン最後の夜。私たちはAKUTAKUの高級リゾートで、まるで天国にいるかのようなひとときを過ごしました。
リゾートという響きが、これまでの汗と砂にまみれたラリー生活を一瞬にして忘れさせてくれます。
心の奥底から解放された気分に。
美しい景色に包まれながら、今日の午後からのカスピ海横断に思いを馳せていました。
ラリーのルート変更:カスピ海を横断する挑戦
今回のラリーではロシアの戦争が勃発したことで通常のルートを変更して、カスピ海を横断することになりました。
北京パリモーターチャレンジがスタートした以来初めての新規開拓ルートだったそうです。
私たちの車は前日のうちに船でアゼルバイジャンに運ばれ、私たちは飛行機で追いかけるというスケジュール。
これが今日の半日OFFタイムに繋がるんですね。
「半日もオフ?そんなことあり得るの?」と思いきや、本当に夢のような時間が待っていました。
是非とも!こちらは動画にて楽しい雰囲気をお楽しみいただきたい
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カスピ海のひととき(動画)
夢のようなOFFタイム:カスピ海でのバカンス
カスピ海…。地図の上でしか見たことのなかった場所で、実際に足を浸けるなんて、信じられない。今日はそのカスピ海でビーチを満喫するという素晴らしい経験をしました。
みんな、ユニフォームを脱ぎ捨てて、水着姿ではしゃぎまわる姿は、まるで子どもたちのよう。長い冒険の疲れを一瞬にして忘れさせてくれる時間でした。
水着と私の物語:新たな自分を迎える
実は、このラリーに向けて水着を新調しました。オフィシャルから「水着を持ってきて」との指示があったのですが、当時は「なんで?」と不思議に思っていました。
しかも、たった1000円で海外通販で買った水着…。でも、そんな水着がカスピ海の美しい風景と合わさると、まるで特別なものに感じました。
スタートのわずか5ヶ月前癌の手術によって右胸を失った私にとって水着は少し勇気のいるアイテムでした。
でも、この美しい場所で、みんなと一緒にはしゃいでいると、そんな心配はどこかに吹き飛んでしまいました。
英語が通じなくても伝わるもの
いつも明るく人気者の「エレン」が「遊ぼう!」・・っと声をかけてくれました。
子供か!っていう満面の笑みでね(笑)
私は全くと言うほど英語が話せないので、何かたくさん話しかけてくれるのですが、全くわからない(笑)
それでも、子供に戻った私たちは、ひたすら泳いだり、水掛けをしてはしゃいだり、ブランコに乗ったり・・言葉の壁を越えて、笑顔や笑い声が溢れた時間でした。
遊び疲れた私たちは、ただぼーっと海を眺めたり…。
そんなシンプルな時間が、これまでの過酷な冒険の中では考えられないくらいの贅沢なひとときとなりました。
いざ、アゼルバイジャンへ:新たな国境を越えて
そして、いよいよカザフスタンを離れ、アゼルバイジャンへ。
空港では、みんながいつもとは違う装いで、まるで旅行者のような雰囲気。
たった1時間半の空の旅で、私たちは新たな国境に入ります。
これで3カ国目。次はどんな冒険が待っているのか、わくわくが止まりません!
次回はDAY22 、アゼルバイジャンでの冒険が始まります!
ぜひ、一緒にこの旅を続けてくださいね。
続く・・。
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