6月9日 DAY23のレポートです!
昨晩、バクー市内で行われたセレモニーも終わり、中国、カザフスタン、そしてアゼルバイジャンと3つ目の国境を越えてきた。
DAY22の動画で見たい方はこちら!
未だ安心して眠れる夜は一度もない。
でもここまで来た!もう絶対に最後のパリまでゴールしてみせるんだ!
ここまでの旅は毎日毎日、その瞬間のトラブルを解決するのが最優先で、パリのゴールなんてまだまだ遠い話だと思っていたけど、残り2週間。
今は逆に、このまま時が止まってほしいとさえ思うほど、旅が愛おしくなってきた。
北京-パリモーターチャレンジに参加を決めたきっかけは、世界で一番長くラリーを走っていたかったから。
そして今日はもう23日目。振り返ると、長いようでいて一瞬だった毎日だったなぁ。
車両トラブルの連続で、泣きたくなることなんて何度もあったけど、泣いてる暇があったら「何とかしなきゃ!」といつも前に進むしかなかった。
人生でこんなに頭も体もフル回転させた体験なんて初めてかも。
まさに全力で生きてる感じ。
今日は、DAY19で熱中症になりかけた経験を踏まえて「水だけじゃダメ、電解質も取れ」という通達が参加者全員に出されました。
さっそく、ドリンクに入れる電解質の粉を探すところからスタート!もちろん熱中症の対策に日本から大量に持ってきたけど、まさか10日足らずでなくなるとは…甘く見てました。
主催者より通達が出たから簡単に現地で調達できるものかと思ったが、これが意外と難しい。
日本だったらドラッグストアに行けば何種類も揃ってるけど、アゼルバイジャンじゃお店を探すのも一苦労。翻訳アプリ片手に右往左往です。
おまけに車のドアのネジもおかしくなってちゃんと閉まらなからいつ車両から落ちるとハラハラ・・。部品を探して歩き回るけど、これも徒労に終わり…。
でもようやく見つけた一軒のスポーツドリンク屋さん。今度はありすぎて困るほど(笑)。なんとか無事に必要なものはゲットです。・・しかし・・高い5000円以上もする(汗)。
修理工場に行くたびに・・・今回はいくら支払わなければいけないのかもかなり精神的に良くない・・。
今日はメンテナンスデーということで、みんなメンテナンスに朝から大忙しです。
私たちは昨日に引き続き、夜までビューイックを修理工場に預けたまま。
やることもなく、みんなの車両のメンテナンス会場となっているというバクーサーキットのパドックへ潜入することに!
なんと、2024年9月にはここでFIのアゼルバイジャンGPが開催されるとのこと。こんなタイミングで訪れることができるなんてラッキー!
っとはしゃぎ・・そして・・このオチ・・。
クラシックカーの世界を走り続けてきた私たちにとって、FIの世界は全く別次元。
でも、日本人選手が活躍することを期待して、すっかり応援モードに。
そして夜遅く、修理工場に戻ってみると…。「昨晩は寝ずに作業したよ」と工場の人たちが疲れた顔で迎えてくれました。
ありがたすぎて、もう感謝の言葉しか出てこない。
でもなぜか、修理工場にはパーティピーポーたちも集まっていて、クラシックカーが珍しいのか、日本人が珍しいのか、突然の写真大会が始まるという謎の展開(笑)。
残念ながら、今晩はもう遅すぎて試走はできず。修理の成果は明日の朝、スタートしてからということに。だから・・写真大会どころじゃないけどひとまず笑顔でパチリ。
今日の晩ご飯は、ようやく手に入れたカップラーメン。もうこれが最高に美味しいんですよ!
ホッと一息ついて、今日は疲れた体をベッドに預けました。
さぁ、これまで続いたトラブルの数々。
アゼルバイジャンでの修復はうまくいっているのか?明日、いよいよ試運転です!
DAY24へ続く…
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