北京パリへの挑戦の思いが高まるほど、この記録を何かの形で残したい。
そんな風に考えるようになりました。しかし今、膨大な出版にかける資金もないしなっと思ってたところ3000円で出版のチャンスが狙えるという「全国出版オーディション」というものが飛び込んできたのです。
全国出版オーディション
「全国出版オーディション」こちらは2カ月間人気投票数の1位から8位までが本戦に残り15位までの中の2名が本戦通過できるというもの。
本戦に向かってまずは企画書となるものを作成。
北京パリやモーターチャレンジのことを書こうと応募したのに、「自分の過去からの自分史というものを掘り下げていく」という勉強をさせていただきました。
これは過去の自分を「これでもかっ!」というくらい掘り下げていくうちに、テーマは「北京パリへの挑戦」というテーマから、過去の自分の経験から今の体験に結びついていることを知りずいぶん変わっていきました。
3000円で手にしたこの挑戦は最も価値のある体験を残させてもらえました。
何度も何度もコンサルを受けながら書き直し、予定日までに提出(汗)
そしてここからが拡散投票を募る!という流れです。
人から人へ、リアル応援が嬉しかった
この人気投票を集めるために、参加者は各自、全力で応援の拡散をSNSで広めていきました。
私は今回はあえてSNSでの投票よりリアルを大切に、1票1票「顔の見える投票数」を大事にしました。
「自分のイベントがあるからそこで紹介してあげるよ」と言ってくれた友達のイベントはほぼ足を運びました。
今日出会ったばかりの人に話すチャンスがあったら即、投票してもらう・・はたまた病院の先生にまで会った人には投票を半ば強引に(笑)。
リアルに対面して断られた人は0%でした。
人の想いが本当に嬉しかった。
私のみたこともない方へ友達が拡散を広げてくださる。これも「ありがとう」では伝えきれない想いに溢れました。
第一週目・・第一位! 第二週目・・第二位!・・・人から人へ心からの応援は最初の1ヶ月でものすごい数の投票ををいただくことができました。
人の挑戦を純粋に応援できる真の仲間にも出逢えました。
挑戦を辞退するという選択
しかし・・1カ月をすぎた頃から、なんだか心がモヤモヤしてきたんです。
自分が今向き合う「大きな挑戦」の事を考えると、ここに時間を割くことが辛くなってきてしまったのです。
私の頑張る姿を見て、本気で応援してくれた友達、大切な時間を割いて投票画面と格闘してくれたこと。
このオーディションも最後まで、やり抜くのがいいのか。本当に自分が向かうべき「大きな挑戦」に絞り込むべきなのか。
ここで「辞退」なんて、本当にいいの?
でも、、、
こんな私のわがまままで、本気で応援してくれた方々になんて説明すればいい?
「お詫びの気持ち」でいっぱいなのと、やるべきことに集中するために気持ちを分散していることを徹底的に整理している中で心の葛藤がどんどん大きくなっていきました。
当然、行動の脚は止まってしまい、謙虚に数字に表れる。
5位に転落・・そして最終11位に。
私は11位で敗者復活戦への切符を手にしたが「辞退」する選択をしました。自分より「応援して頂いた人の思い」に本当に申し訳ない思いだったけれど、私は最終的に「辞退」を決意したのです。
「諦める」や「負けた」ではなく
この期間中色々なことを感じ、様々な分岐と選択を迫られてきましたが、「今やるべきことに集中すべき」というのが明確に見えたので、オーディションの辞退を決めました!
今回このオーディションを応援、拡散してくださった方々には、申し訳ないというお詫びの気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとうございました。
自分と同じ位の熱量で「一緒に戦ってくれた友」に感謝の気持ちをいっぱい抱えたまま次のステージへと方向を変えることにしました。
結果の先に見えたもの
書籍の出版は北京パリという壮大な挑戦ののちに、「出版オーディション」という競争ではなく、必ず自分の手で出版すると決めました。
今回応援してくださった方には、私は北京パリという大きな挑戦の末に、今よりももっと大きな人生の体験をのせてお届けすると決めました。
共に挑戦したこのオーディションの仲間から辞退の連絡に、挑戦の形は違うけどいっしょに頑張ろう!というメッセージが次々に届き、企画書は出版社の目にも触れることなく終わりましたが・・自分を掘り下げる経験から、本当に多くのことを学びました。
自分史作り
自分の生きてきた人生で、誰もが人にはない経験をしている。それが全てのコンテンツとなり誰かのお役に立つ。
オーディションに参加しなくてもぜひ「自分史」というものを時系列で書き出すことの大事さを伝えたい。新しい自分と今まで生きてきた自分を客観的に振り返る人生で必要な時間となるから。
誰の目にも触れないままだった私の第一作目の「自分史企画書」を思い出にのせておきます。
今回のオーディションを応援してくださった、全ての方に感謝を込めて。
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