5月23日 DAY6のレポートです。
今日、日が暮れる前にはどうしても本体のいるキャンプ地に合流したい。
珍しく写真や動画を撮ることもなく、ただひたすら走り続けた。
夕暮れ時、といってもここの夜は明るい・・。
6時間以上も走り続けると、車内に暑い空気と一緒に砂漠の砂が巻き込んでくる。
もうすぐだ!暑さも砂も、すべてが喜びに変わっていく。
出発してから約10時間後、私は中国のサポートスタッフに連絡を取り、砂漠に入る手前の最後のガソリンスタンドで合流した。
スタートから修理工場まで付き添ってくれた懐かしいスタッフたち。
わずかながら勉強していた中国語や、トラブルの間に交わした様々な話。
彼らは私たちをハイタッチで迎え、本隊へのキャンプ地まであと1時間だと励ましてくれた。
この感動の合流はぜひ動画で見ていただきたい。
久々にルートブックを手にし、コマ図と呼ばれるルートを辿ってキャンプ地に到着。
すでに多くの参加者が到着しており、ビールを片手に歓談が始まっていたが、私たちの姿と車を見つけた多くの仲間が駆け寄って「よく戻ってきた!」「待ってたよ!」という声が心に響いた。
私たちは日の暮れる前に、日本から持参したテントを設営した。
レンタルで準備された三角テントは約6万円。それに対して、私たちは準備費用がギリギリだったため、中古品のアプリ「メルカリ」で揃えたモンベルの小さなテントだった。
それでも見たかった風景が、ここに広がっている。
スタートから今日までの道のりは、心が折れそうになるほど苦しいものだった。
中国で車を捨てて帰ろうか?
私はもう日本に帰る顔がない・・中国に消えたい。
そんな数日間の会話も
刻々と沈んでいく夕日と広大な砂漠の風景の感動と共に笑話に変わっていった。
冷えたビールはなかったものの、大きなトラックでビールが販売されていた。
ぬるいビールがこんなにも美味しく感じた日はなかった。
砂漠の夕陽はあっという間に地平線へと消え、あたりは真っ暗に。
私たちは暗闇のテントの中でわずかな明かりを灯し、明日からのルートブックとにらめっこ。疲れて眠りたいのに、この夜は興奮してなかなか眠れなかった。
明日からまた新たな冒険が始まる!私たちはようやく、37日間のスタートラインに立ったのだ!
DAY7に続く・・・。
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