北京パリモーターチャレンジの主催者が開催する「サマートライアル」ラリーに参戦した理由の一つに競技を学ぶ目的がありました。
イギリスのルールは独特で、これまでのラリーでは経験したことのないものでしたので当日渡されたルートブックを見るもわからないところだらけ。
地図は載っているものの、迷った時でも携帯電話は使用不可、ペナルティになります。
DAY2の今日も再び昨日の復習と反省点を改善するために気合を入れてスタート!
イギリスの競技は主に、3つから構成されています。
一つ目は「TEST」と呼ばれていて、決められたコースを決められた速度でいかに早くゴールできるかというもの。
クラス分けをされていて、私は戦前クラスの中で順位がつきます。
「1929年 ビューイック」の完走を目指すのに、この競技は大して点差はないのでここは無理をせず。
2つ目の競技は「Regularity(レギュラリティ)、日本でもアベレージとも呼ばれていてこれが基本となりますが、決められたルートを制限速度通りに走り、正しい時間でゴールする。
上記のようにマイル数(距離)と時間の記載だけのものもあれば、以下のように文字が記載されてるのもも、しかし、当然ながらすべて英語なので伝え方に四苦八苦。
一番わかりやすいのは、このように図も記載してくれているもの、しかし引っかけでたとえば「Follow Sign to〇〇」、「Do Not Follow Sign to △△」と記載されているけど、どちらに曲がるかは言葉を読むしかない。
〇〇の方向なのか、△△の方向に行ってはならないのかを瞬時に把握してナビゲート。
3つ目は「TC」と言ってタイムコントロール。指定された時間にスタートし、指定された時間にゴールをする。実はこれが一番の点差になります。
ミスコースが本気で命取り。そして、時間の設定は戦前者にとってはかなりタイトです。
今回、場所がわからず迷って車じゃなくって私が走って無事間に合ったなんて一幕も。
DAY2の大失敗はこれ。休憩所でさりげなくサインを求められ、何気にサインをしてしまったのですが、実は重要なお知らせが。
これによって通行止めのルートに向かってしまい、完全なるルートミスで『TC」に間に合わないという結果に。
振り返るとなんだか、すごく難しいことばかりなように感じてしまうイギリスのラリーですが、ちゃんとお楽しみもありますよ。
タイムコントロールの各所で手作りのお菓子屋コーヒーが振る舞われます。
疲れた体にありがたい。
ルートマップ上にこんなお茶目なお題も!
「Remenber to write your answer on your time card! What Animal is on The Warning Sign?」
んーーーー?なんだろ??と悩んだ末に私は「Duck」と書いたけど、アヒルだったのか?
カモだったのか?(笑)
今回は初めての経験だったので、失敗ばかり繰り返してましたが、これが本番北京からパリのルート14000キロだとすると、笑ってはいられないミスになるので、ここは気合を入れて明日の最終3日目を走るとします。
何はなくても笑顔で走ることです! 笑顔があれば世界は平和だなっと感じた1日でした。
最後までお読みいただいてありがとうございました! ブログランキングに参加しています!皆様ぜひポチッとしていただけたら こもちゃん、泣いて喜びますm(_ _)m
↓↓↓
モータースポーツランキング
旧車・クラシックカーランキング
闘病記ランキング